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神々の試練シリーズ 車が大破

Sugimoto Rendo 杉本 錬堂さんfacebookより
2014年10月8日 ·

毎週水曜日の投稿 神々の試練シリーズ 車が大破
今日は呼吸法の動画を掲載しようと思ったけど・・
水曜日だった・・事に・・気がついて
大急ぎで神々・・を
さて・・今回は聖地、セドナでの出来事
2008年4月16日
2006年に初めてアメリカのセドナに訪れた時に友達となったアダム・イエローバード
2007年には彼が企画したペルーの長老達とのツアー、2008年の1月のマヤの長老の来日ツアーの同行を機会にすっかり仲良くなった
その2008年4月に彼、アダム・イエローバードの体験ツアーをしようと言う事になって
企画したら3人の参加者が集まってくれた
温泉評論家の石井さん 青ちゃんと呼んでいる女性 本應寺に出入りしている自称「本應寺の寺男」といっている千野ちゃん 事務局のヨーコと私5人の旅となった
今回は2回目のセドナでレンタカーを借りていこうと言う事になった
ロスアンゼルス経由でフェニックスに着き、そこから車で約2時間の所にセドナがある
フェニックスは砂漠の真ん中にある割には緑が多くてきれいな都市だ
何百キロの運河を作り、水を流し入れているそうだ
そのフェニックスの空港のHERTZというレンタカー会社の窓口で
車を借りた、当然、英語はしゃべれないので通訳のヨーコさんが手配してくれる
こういう時に彼女の力に感謝する・・こういう時ばかりではなかった
一人だったらどうするんだろうか?などと考えてしまうのだ
今まで海外に数回、行ったけど・・どうして一人で行けたんだろうか?不思議だ・・
そんな事を考えていたら
ヨーコさんが・・「レンドーさん!! ちょっといいですか?」
「んっ 何?」
「あのですね、保険について・・聞かれているのですが・・」
「どんな事?」
「フルカバーと言って事故の時に全てを保証してくれる保険です」
「いくらに?なるの?」
「480ドル」
「エッ・・480ドル?・・換算すると約5万円・・かあ」
「一人頭に計算すると・・一万円かかるのか?」
どうしようかと迷った・・お金が足りなくなってしまいそうだ
「うーーん、どうしようか」
20秒・・頭の中で考えてみた・・嫌な予感がして胸が気持ち悪くなった
「ヨーコさん・・俺達、いつも、あまり、お金・・持ってないから」
「ハイ」
「何かあったら・・保証する事が出来ないぞ、この出費は考えていなかったけど・・」
「入っておきましょう」と必要以上に大きな声で言い切った
それは自分自身に言い聞かしたのだった

車は日本車の「ノア」と言うトヨタのワゴン車を借りた、
一瞬、セダンにしようかとも考えたが、荷物が多いのでワゴン車にする事にした
順調な滑り出しで、車は一路ルート179号線をセドナに向かって突っ走る
空港から十数分も走ると両脇は砂漠となってシャボテンの代表格の様なカクタスが所々に生えていて、あとは荒涼とした大地が果てしなく広がっている
「やっぱり・・砂漠なんだなあーー」と思う
ルート179号線を一時間近く走ってからルート?に入り
暫く走ると浮かび上がるように尖った独特の山がでてくる
セドナの代表格のボルテックス 何とかベル

セドナは最近では安室奈美恵が誰かと行って有名な世界的なパワースポットになったが、この時は、まだまだ日本人にはマイナーな観光地だった
無事セドナに到着して、セドナに着いた事をアダムに伝え、本日は休息する事に
4月17日
夜明け前の5時に私の部屋に集合と言ってあった
車を出して近くのエアポートメサに行く事にした
今日一日はセドナの町中を散策しながら地域慣れをする予定だった
セドナはそんなに大きな町ではないが観光地らしく気の利いたレストランが数十軒とガソリンスタンド、ホールフーズと言う大きなスーパーがある
町のどこにいてもボルテックスと呼ばれる、切り立った赤茶けた山々が見える
空気が乾燥していて一日に2L以上の水を飲み続けていないと脱水症状を起こしてしまう乾燥した土地だ・・やはり・・砂漠なのだ
エアポートメサは車で簡単に行けてしまう、ホテルから10分ぐらいで着いてしまう
駐車場に車を停めてみんなで外に出て早朝のセドナの空気を吸う
早朝のセドナの自然界の空気はとても気持ちがいい
そんな気持ちのいい朝から1日が始まった
午前中にアダムのお宅にお邪魔して挨拶をして
この日は自由行動で・・各々がホテルライフや町の散策などを楽しんだ
4月18日
今日は朝5時にアダム達と待ち合わせグランドキャニオンの聖地に行く事になっていた
アダム達一行はアダムのネイティブアメリカの友人夫婦、パートナーと日本人の青年と5人で来た
日本人青年は3月にマヤの長老が伊豆に来た時にアダムのスエットロッジに参加した
「ケンタロー」と言う青年だ
スエットロッジの体験でアダムと知り合い、アダムの家に滞在していたのだ
アダムの車のピックアップと私達一行5人計10人で行く事になった
まだ寝静まっているセドナの町中の道をグランドキャニオンに向かって100マイルで突っ走る
アメリカは左ハンドル右側通行で慣れないと運転は危ない、とっさの時に左側にハンドルを切る癖がついているので何かの時は左側の対向車線側にハンドルを切ってしまう事により・・大きな事故につながる
町中を抜け、道の両側は森でなだらかなカーブの道を相変らず100マイルのスピードで走っていく 100マイルはkmに直すと約120kmで私にとっては楽勝のスピードだ
若い頃はちょっと真っ直ぐな道は150kmぐらいの速度で走っていた経験があるからだ
辺りはまだ暗く、空は満天の星が煌々と輝いていた
その時、前を走るアダムの車の前を・・牛ぐらい大きなエルクと小さな子エルクが道の左側から
突然、出てきて右側に横切っているのをヘッドライトの明かりに照らしだされるのが・・見えた
「危ないーー」と呑み込むような小さな声を出してしまった
何とかその大きなエルクと子エルクはアダムの車をかわし右側の道に出て難を逃れた「良かったーー」と「ホッ」とした時
突然、その牛ぐらい大きなエルクが反転して・・こっちに・・向かってきたーー
「ウワッ」声にならないような呻きとも似た声を発しながら
両手に力を目いっぱいにいれて
ハンドルを固定してブレーキペダルを思い切り・・踏み込んだ
動いている景色がゆっくりと見えるスローモーションで目の前の景色が流れていく
「グーーワーーシャーーン」
音もスローモーションだ、強いショックがハンドルを通じて身体を抜ける
フロントガラス全体にエルクの身体がのって前が見えない
エルクの大きな身体がゆっくりと車体の左側にスローモーションで流れていく
その大きなエルクがフロントガラスから消えた瞬間、
シューーと音がしたと思ったら・・一瞬にしてフロントガラスに水蒸気がかかり
前が見え無くなってしまった
後ろを振り向き、みんなに声をかけた 「大丈夫!!」
みんなの 「だいーーじょうーーぶーー」
と元気な声が返ってきた
「ハッ―――」と息を抜いた
「みんな!!そのまま!!車に乗っていて」
と言って外の状態を見ようとドアを開けようとしたら・・
ドアが・・なかなか開かない・・
足で蹴飛ばした、ドアは悲しそうに「ギ、ギューン」と音をたてながらやっと開いた
ドアを開けて表に出た
車の前を通って、車の陰からそっと
エルクがいるであろう・・道の左側を・・覗き込んだ
そこに見えたものは・・

神々の試練シリーズ 車が大破


★★★『ドラゴンアート出展情報』★★★
お問い合わせryukyudragonart★gmail.com
(★を@に変換してメールしてください)
・5月2日(土)~4日(月)愛知「ドラゴン整体in田原市」
・5月10日(日)~11日(月)長野「ドラゴンツアーin長谷寺」
・5月15日(金)~16日(土)長野「ドラゴン整体in岡谷市」
・5月17日(日)長野「うさと展in長谷寺」
・5月22日(金)広島「広島市スタジオみんなの部活」
・5月23日(土)~25日(月)広島「福山市スタジオKOSIKA」
・5月29日(金)~6月1日(月)石川「金沢WITH HUG」
・6月6日(土)~8日(月)新潟「リラクスペースwish.」
・6月19日(金)~22日(月)高知「ショップIs.」


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